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セキュリティアップデートによるAndroid非推奨APIの権限変更?!

2020年3月時点でPixelシリーズにアップデートが入りました。

このタイミングで、音量無音化系のアプリで利用されていた非推奨APIが使用できなくなったので、Pixel4に使われているMotion Senseの実装周りの影響を受けたのかというのが初動の読みでした。

しかし何故かPixel3もこのアップデートの影響を受けて無音化系のアプリの一部が機能しなくなっています

Motion Senseのせいかと思ったのはミスリードで下記のアップデート情報の調査内容とリンクを記載しました。

私も無音化アプリを自作で実装していたのですが、どうもこのアップデートでパーミッションが変更されたらしく非推奨扱いだったAudioManager.setMasterMuteクラスをリフレクションで呼ぶと下記のようなエラーが発生します。

Caused by: java.lang.SecurityException: Missing MODIFY_AUDIO_ROUTING permission

android.permission.MODIFY_AUDIO_ROUTING”はシステムアプリにのみ付与されるもので、通常の非システムアプリの場合、このアクセス許可を使用することはできません。

現状ルートアプリにするしか動作させる方法が無いのですが、ルート化するのであれば音声ファイルを削除するなど直接的な対応をした方が早いです。

カメラだけを利用したい場合は無音カメラアプリはプレビュー機能を利用しているので動作しますが(標準アプリのカメラは使わない前提になりますが…)、スクリーンショットも音が出るためそれ様にアプリを入れるのも間抜けな気がして個人的には嫌です。

アップデート情報の調査

少なくともPixel3系に関してはMotion Senseは無いので、またGoogleが余計な事をしたなと思い調べていた所、どうやら脆弱性に対する対応のようでPixel 2から4までの全機種が対象です。

Pixel更新速報-2020年3月

Google Android Pixel セキュリティアップデート-2020年3月

Android 10以上だけのはずなので影響のある機種は限定されますが、というか当時対象となるユーザーの殆どはPixelユーザーだったわけですが…一部のユーザーにとってはセキュリテイは良くなったかわりに利便性を損なうアップデートになるという事になります。

セキュリティのアップデート対応とは言え、こういった形で非推奨APIの互換を取らない対応をしてくるのはGoogleは相変わらずだなと。

  • この記事を書いた人

朝倉卍丸

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