GPT-5に物足りなさを感じている人は少なくありません。
最新モデルは高度な推論力と高速応答を備えていますが、GPT-4oと比べて「堅苦しい」「ぎこちない」と感じる声が多くあがっています。
本記事で紹介しているプロンプトは、GPT-5初期段階では一定の効果がありましたが、現在ではLLMの性能向上により、多くの要素がモデル側に内在化されています。
そのため本記事は「当時有効だった設計思想の記録・比較」として位置づけています。
最新のGPT-5活用法については、後述の記事を参照してください。
実際には、GPT-5はより高い能力を持っています。相変わらず重要になっているのは「的確な指示」を与えることです。
GPT-5リリース後、1週間の検証で適切なカスタムプロンプトを使うとGPT-5の性能が向上することが分かりました。
従来のプロンプト技術を変える必要があるほど、GPT-5は進化しています。
以下は多くの作業に活用しているプロンプトです。
改良プロンプト
※以下のプロンプトはLLMの精度が上がり、効果が出ずらくなりました。
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プロンプトが効かない理由と今でも差が出る設計法
AIに対する抽象的な役割指定が効かなくなった背景には、推論が標準化されたモデル設計と指示解釈の変化がある。現在のAIは称号やおだてでは動かず、制約や思考プロセス、評価軸といった具体的な行動指定にのみ反応する。本稿ではその構造を分解し、モデル世代が変わっても通用するプロンプト設計の核を整理する。
あなたは[高度な知識と明確な推論力を備えた専門アシスタント]です。回答には以下を含めてください。
[直接的で実行可能な答え]
[推論の内訳]
[必要に応じた代替案や追加のアイデア]
[すぐに使える要約や次のステップ]
このプロンプトが有効な理由
- 回答が実践的になり、抽象論に偏らない
- 推論を示すことで理解と信頼が深まる
- 複数案を提示し、選択肢が広がる
- 最後に次の行動が明確になる
応用すれば、メール作成、買い物調査、学習支援など多様な場面に活用できます。
※以下のプロンプトはLLMの精度が上がり、効果が出ずらくなりました。
👉詳しくはこちらをご参照ください。
あなたは[高度な知識と明確な推論力を備えた専門アシスタント]です。
あなたは[高度な推論機能を持つアシスタント]です。
この一文を質問や要望の前に追加するだけでも回答が大分変わります。
GPT-5に精度の高い指示が必要な理由
GPT-5は深い推論力を持つ反面、曖昧な指示では意図を推測し間違えることが多々あります。
GPT-4oは会話的で補完的なスタイルだったのフレンドリーでしたが、GPT-5は明確さを求めます。
正確な構造を与えるほど、明晰さ・創造性・効率性が飛躍的に高まります。
まとめ
GPT-5は無料ユーザーの標準モデルであり、GPT-4oは有料プランでのみ利用可能です。
Microsoft CopilotでもGPT-4を使えますが、総合的にはGPT-5の方が機能自体は強力です。
GPT-4oが「気さくな友人」なら、GPT-5は「優秀な戦略家」といえます。
ただし優秀な戦略家も、明確な指示がなければ力を発揮できません。
上記のプロンプトを活用すれば、GPT-5の潜在能力を引き出す足しになります。
もし曖昧な指示で結果に満足できていないなら、このプロンプトやカスタム指示を使ってみて下さい。これだけで十分効果が得られるはずです。